Posts in Category: 落語

2017/01/12 立川談春新春独演会

仕事終わりに品川へ。品川プリンスホテルアネックスタワーの中にある、クラブEXという円形の会場でした。前座は二人。入門したばかりの立川ちはるさんの「小噺」、立川こはるさんの「初天神」。こはるさんの初天神は子供の声がリアル。子どもの声特有の周波数は女性の方が再現しやすいのでしょう。声だけじゃなく噺っぷりもとても良かった。二人とも女性の噺家さんだったのが意外で印象的。二人ともショートヘアーだしなんとなく雰囲気も似ているような(姉妹?)。それから談春師匠の登場。静かな調子で談志師匠の話をマクラに「替り目」、仲入り。その後で今日のメイン「居残り佐平次」。品川の遊郭が舞台のこの噺を品川の会場でやるというので観に来たのでした。いやもう笑った笑った。三遊亭圓生さんが作ったオリジナルのサゲではなく、談志師匠がアレンジしたバージョンで。その辺のエピソードを終わる直前に談春師匠が語っておられました。こういう話を生で聴けるのも独演会のいいところではないかと。

帰り際、品川プリンスを出て横断歩道から。昔々学生だった頃、ここ高輪口から大学まで歩いたよなぁと。当然だけれど当時とはだいぶ雰囲気が変わってて色々と感慨深い。

2016/12/20 志の輔らくご in EX 2016

PARCO劇場が立て替えということで今年は六本木のEXシアターで五日間に凝縮、今日が千秋楽。EXシアターは客席の音がステージの演者にはほとんど聞こえないしつらえになっているようだ。アーティストが音に集中することを最優先に設計されたとのこと。ただ、音楽の演奏にはいいけれど、客席の反応を見ながら演じる落語やトークショーには向かない。そういう時は特別に客席の音を演者に聞こえるセッティングにするとのこと。どうやったらそんなことができるのかは全くわからないけれど、日本の(というか竹中工務店さんの)技術はすごいと驚いた。さて、演目は「ディア・ファミリー」と「歓喜の歌」。両方とも初めて聴く演目だった。中入り15分でほぼ3時間半近く観客を噺に引き込み魅了し続ける志の輔氏。いつもながら凄い。年末進行で睡眠不足が続いているので、途中で居眠りしちゃうんじゃないかと心配だったけど、全くの杞憂。帰る頃には気持ちもほぐれて、酔客であふれる六本木の雑踏を歩きながら今年も残り少ないけど頑張ろうという気持ちになる。今年の落語を聴く機会は今日が最後。いい締めだ。行ってよかった。

EXシアターのエントランスのイルミネーション。今年ももうすぐ終わるのだなと実感する。

2016/11/20 立川志らく独演会

武蔵小金井のななふくでワンタン麺をいただいてから、宮地楽器ホールへ。初めて立川志らくさんの落語を聴いてきました。前座は立川志らぴーさんの「道灌」、立川志ら門さんの「看板のピン」。その後立川志らくさん登場で「短命」、仲入り後は「富久」でラスト。志らぴーさんは今日が初めての高座とのこと。ちょっと早口で聞き取りづらかったかな。志ら門さんの門は破門の門って本当だろうか。志らく師匠、枕の毒の濃度が濃い目でいい感じ。面白いと聞いていましたが、想像以上でした。思いっきり笑わせてもらいました。宮地楽器ホールは初めて行ったけど、建築もカッコよくて音響もよかった。ゆるくも楽しい日曜の午後。

宮地楽器ホールの幕。面白いデザインだな…と思ってよく見てみたら、たぶん小金井市の地図なんだろうと思う。img_1365_1

2016/07/09 志の輔noにぎわい

立川志の輔師匠の独演会に行ってきました。横浜桜木町のにぎわい座。本日の演目は立川生志「反対俥」、志の輔「千両みかん」の後中入り、松永鉄九郎「長唄三味線」、志の輔「へっつい幽霊」。前座的(?)な役割で出てきた立川生志さん、よかったなぁ。今度改めて聞きに行きたいかも。

初めての横浜にぎわい座。珍しく座席で飲食可。隣の席の方のビールが美味そうだった。_DSF3976

2016/05/16 立川志の輔独演会

池袋駅B1のほんのりやでおにぎり買っていそいそと池袋芸術劇場へ。18:00開場18:30開演。前座の立川志の麿「狸賽」、志の輔師匠「ハナコ」で中入り。その後で志の輔師匠「柳田格之進」。柳田格之進は気仙沼さんま寄せ以来か。相変わらず引き込まれる。落語家の十八番って二回目でも喜んで聴けるのが不思議だ。たぶんあと何回聞いても引き込まれるんだろう。ドリカムの未来予想図やクラプトンのレイラとかティアーズ・イン・ヘブンみたいなものかも。

東京芸術劇場のエントランスの吹き抜けになぜか巨大なこけしが。_DSF3564

2016/05/02 立川志の輔独演会

いつもは志の輔らくごで行っているけど今回は独演会形式のようだ。武蔵中原のエポックなかはら。演目は前座の立川志の麿「狸寶」、志の輔「みどりの窓口」の後、中入り。伊藤多喜雄さんの民謡、志の輔「ねずみ」。今日は全部聴いたことのない演目で大満足。中入りの後に伊藤多喜雄さんがソーラン節を歌ってくれたのだが、久々に聴くソーラン節に胸が熱くなってしまった。凄い歌唱力。伊藤多喜雄さんのことは今回初めて知ったのだけれど(紅白にも二回出場とのこと)、力量のある歌い手が民謡を唄うとこんなにも心に響く唄になるものかと驚いた。いい夜。

仕事柄、色んな場所に行っているけど武蔵中原駅で降りたのは初めてだと思う。終わって会場近くで中華食べたら22時前になってしまった。_DSF3542

2016/01/31 志の輔らくご in PARCO 2016

朝、奇跡的に当日券の販売窓口に電話がつながった。午後から渋谷へ。今日の演目は大黒柱、新版・猫忠、大河への道。大河への道を聴くのは2回目だけれど、この噺大好き。何回聴いてもいいかも。毎年恒例パルコでの新春志の輔らくごはビルの建て替え計画のため現在のパルコで演るのは今年が最後とのこと。行けて本当によかった。歴代の志の輔らくごのポスターが貼ってあったのだけど、こちらも興味深かった。

公園通り。最近は異国語の割合が多めなような。
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2015/09/29 志の輔らくご「大忠臣蔵・中村仲蔵」

腹ごしらえに赤坂の天茂でかき揚げ丼。小柱と小海老だけのかき揚げ。濃いめのたれ。柚子の皮がひとひら。うまい。ビールはがまん。次回は天丼をためしてみよう。それからタリーズでダブルのエスプレッソを飲んでから赤坂アクトへ。
まだ九月だけれど忠臣蔵。自分の中の「忠臣蔵」って赤穂事件と仮名手本忠臣蔵がごっちゃになっていることが判明。こんなに有名なストーリーなのに。眼ウロコ。それをふまえての中村仲蔵。血筋が全ての梨園で実力だけで名代にまで登りつめた役者の噺。細かいことはあえて書きません。自分にとっては心が震える3時間でした。来年同じ演目をもう一度聞きたいです。

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2015/09/03 六代目三遊亭圓生 三十七回忌 五代目三遊亭圓楽 七回忌 追善落語会

夜の部。よみうりホール。三遊亭円楽師匠プロデュース。圓生師匠の十八番を各派の圓生ファンで。立川志の輔師匠、桂ざこば師匠、桂歌丸師匠、三遊亭円楽師匠、トリは春風亭小朝師匠。オールスター弔い合戦と言ってもいいでしょう。小朝師匠の怪談のキレは流石でした。あっという間の3時間。帰りは有楽町のビアホールで一杯。

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2015/07/19 志の輔らくご「牡丹灯籠」

演目は牡丹灯籠。明治時代に圓朝師匠が演じた牡丹灯籠は合計30時間、何日かに分けて演じたそうです。かの有名なシーンはそのうちのごくごく一部。飯島家のお家騒動と伴蔵とお峰の愛憎因果噺が加わって、最後は孝助の仇討ちに収斂していく。単なる怪談を遥かに超える一大人情絵巻。エンディングのテーマ曲は憂歌団。古典的な落語のスタイルではないですが、志の輔師匠の牡丹灯籠はサイコーでした。久々に下北沢みん亭でラーチャンをキメて帰ろうかと思ったのだけど、まだそんなに腹も減ってなかったので石神井に帰ってきて近所のそば屋さんでビールと魚の天ぷらと野菜かき揚げ、もりそばで〆。ザ・休日。

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