Posts By satosixx

2017/09 ジムメモ

2017/09/19 立川談春独演会

仕事が終わってケンタッキーでコーラとチキンフィレサンドをかっこんで急いで有楽町に向かう。マリオンにある朝日ホール。滑り込みで間に合った。前座なしで始まる。「棒鱈」、「三軒長屋・上」、仲入りの後、「三軒長屋・下」、というプログラム。メインは三軒長屋。長い噺なので今回は棒鱈の後に上・下という仕立てだったけど、通しでもいいんじゃないかと思った。となると仲入りをどこに持ってくるか考えものなのか。とはいえ今度は通しで聴いてみたい。いつもながらの切れ味、見事な落語。帰ってデスク仕事。

朝日ホールのエスカレータ。見た目は昭和風なんだけど、写真にしてみるとどこか近未来風。

2017/09/17 読響日曜マチネーシリーズ

午後から池袋の東京芸術劇場に読響の第200回日曜マチネーシリーズを聴きに行ってきた。指揮はコルネリウス・マイスターさん、ピアノはダニール・トリフォノフさん。プログラムはスッペ「農夫と詩人・序曲」、プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第2番ト単調op.16」ベートヴェン「交響曲第6番・田園」。お目当てはトリフォノフさんのピアノ。プロコフィエフのピアノコンチェルトを生で聴くのは初めて。相変わらずの素晴らしいピアノ。曲調のせいもあるのだろうけど、あの世とこの世を自在に行き来しつつ演奏しているような錯覚を覚えた。去年ベルリンフィルのジルベスターで聴いたラフマニノフとは全く別人のようなピアノ。ピアニストのアンコールはプロコフィエフ「シンデレラより:ガヴォット」最後のベートーヴェンの田園で現実世界に無事戻されて終了。その足で目白のパタゴニアへクライミングパンツを修理に出しに行く。

マチネー終了後。外は相変わらずの雨。東京芸術祭の吊り広告、佐々木蔵之介さんのリチャード三世がとても気になる。それにしてもテキトーな写真(笑)

2017/09/09-10 小川山&瑞牆

2017/09/09
のりのり先生のクラックレッスン。初日、まずは小川山レイバックへ。1便目はトップロープで手のジャミングの感覚に集中して登ってみる。どうしても岩に手を添わせるジャミングじゃなくて、形状を持とうとしてしまう。テーマはできるだけ指で持たないことと省力化。できるだけ力を使わない手首の角度や手のひらの向き、親指の使い方、肘の角度を探りながらじっくり。少しだけわかったような気がする。2便目はトップロープでカムをセットしながら登ってみる。自分にとってはカムを確実に決められるようになるのが最大の課題。じっくり教えてもらった。それにしても地面で教えてもらったことを登りの中で忠実に反映するのは集中していないと難しい。ホールドとして使用するパートはカムも決めやすいポイントでもある。このくらいのグレードだとムーブのプランBが作りやすいけど、難しくなってくるとそこがキモになってくるのだろう。3便目でリードしてみた。問題なくRP。乗っ越しのあたりに念のためカムを決めたのだけど、カムの効きの確認がちょっと甘いとの指摘をいただく。たしかにそうだった。もう落ちないだろうと思って適当になってしまった。2便出して練習しまくったせいで、慢心が出てきたのかもしれない。そういうタイプの気の緩み方も自分にはあるということだ。気をつけないと。それから久々に妹岩に行ってみる。のりのりさんのジャックと豆の木のトライのビレイをしてると、雨が降ってきた。2便ビレイしたところで状態も良くないようだし、また次回。妹岩は知り合いが数人いておしゃべりに花。

2017/09/10
今日は瑞牆へ。ガイドブック片手に地獄エリアというところに行ってみることにした。途中不安になって時間がかかってしまったけど、なんとか現地着。今日はジャイアントジャムサンドという課題にトライすることにする。昨日の小川山レイバックと違って、こちらは様々なサイズのクラックが出てきて盛りだくさんの内容とのこと。まずはのりのり先生がトライ、宿題だったこの課題を無事RP。まずはトップロープでカムを決めながら登らせてもらった。フィストサイズなんて初めてでドキドキ、というか怖い。トップロープでトライしたということもあるけれど、自分は登り出すとムーブの流れとリズムに集中してしまうのでプロテクションが少なめになってしまうようだ。昨日よりジャムが少しわかってきたような気がして楽しい。ジャムが抜ける気がしないという感覚も少し味わうことができた。ちょっと休憩して次はリードでのトライ。怖い。レストポイントでは余ったカムを保険で決めて、さっきのトライで気づいたこととを全て冷静にこなせば落ちることはないと自分に言い聞かせてスタート。後半で自分のロープがフットジャムに挟まってしまったせいでロープが出づらい場面もあったけど、冷静に処理できて無事にRP。聞いていた通り、この課題は内容がバラエティに富んでいて非常に面白い。岩の上に立つことができる課題で気分もいい。勧めてくれた訳がわかった。しかしムーブがわかってしまうとなんてことはないのだけれど、これを初見でリードしたらどうなっていただろうか。ちゃんと落ち着いたムーブと確実なプロテクションで登れていたか全く自信がない。つい前進のためのムーブを考えることに集中しがちだけれど、もう少し冷静に自分の置かれた状況を客観的に把握できるようにならないと。ちょっと移動してホンゴウさんペアのところまで降りて、回収した終了点のセットをお返しした。トライされていたイレブンのルートのRPも見れたし、けっこういい時間だったので早めに山を降りた。帰りはいつもの20キロ渋滞。双葉SAできんさんペアにお会いした。さて、次は何やろう。カヌーっていう課題がめっちゃカッコよかった。もっと上手くならないと。手取り足取り丁寧に教えてくれたのりのりさん、本当にありがとうございました。

小川山レイバック。クライミングを始めたばかりの頃、雨の中を傘さして見にきてこんなの登る日がくるのだろうかと思ったっけ。あれから幾年月。

2017/09/07 立川談春独演会

新しくなった日本青年館ホールへ。前座はなし。演目は「かぼちゃ屋」から始まって「三年目」、仲入りの後「文七元結」。毎回思うのだけど、おそろしいくらいの切れ味の落語。聴き終わって心があたたかくなるのだけど、なぜか鳥肌が立っているような。天才の芸ってこういうものかと。立川志らくさんもどこかで談春さんのことを当代の名人、天才と言っていたように思う。「文七元結」は談春さんのオリジナルアレンジが入っていて、「文七元結 2017 夏」と言っていた。噺は最高。会場はちょっと残念な設計。

やけに暑い外苑前駅ホーム。iphoneで撮ってノイズ入れてモノクロフィルム2段増感、大伸ばし風。

2017/08 ジムメモ

2017/08/29 キット・アームストロング ピアノ・リサイタル

キット・アームストロングさんのピアノを聴きにすみだトリフォニーホールへ。チケットを取るときに8/1のピーター・ゼルキンさんのゴルトベルグ変奏曲と迷ったのだが、今売り出し中の若手ピアニストの方を選んだ。プログラムはウィリアム・バード「ヒュー・アシュトンのグラウンド」、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク「我が青春は過ぎ去りし」、ジョン・ブル「ウォルシンガム変奏曲」、休憩を挟んでJ.S.バッハ「ゴルトベルグ変奏曲」。前半の3曲は聴くのも初めてどころか、曲名を聞いたこともなかった。3人とも16~17世紀の作曲家。当時ピアノはまだなくて、その前身のチェンバロやオルガンの時代だったのだろうと思う。バロックっぽい曲調で、どこか中世後期の雰囲気。その時代の音楽をピアノで聴けたのは新鮮な体験だった。バッハは17世紀生まれで活躍したのは18世紀。バッハ以前とバッハ以後という意図のプログラム構成だったのだと思う。ゴルトベルグ変奏曲はコンスタンチン・リフシッツさんが1994年、17歳(!)の時のレコーディングのCDを持っているのだけれど、当然だが全く違った演奏で驚いた。録音とライブという違いではなく、もっと根源的な何か。世界観の違いってこういうことなのだろうか。すごい演奏だったし、聴衆のマナーも素晴らしかったと思う。これだったらピーター・ゼルキンさんのゴルトベルグも聴いてみたかった。どっちかだけじゃなくて、どっちもっていうのもアリだったよなぁ。そういえばコンスタンチン・リフシッツさんが2012年に再レコーディングされたゴルトベルグ変奏曲も出ているようだ。アンコールはバード「オックスフォード伯爵の行進曲」、リスト「夕べの鐘」。

錦糸町駅からトリフォニーホールへ向かう途中に見えたスカイツリー。結構近くに見えるけど、ここから2キロの距離とのこと。

2017/08/22 立川志らく「シネマ落語」

シネマ落語?聞いたことないジャンルの落語だし、面白いの?と思っていました。立川志らくさんのファンだし、まぁ一回行ってみるかと。新宿の紀伊国屋書店の4Fにある紀伊国屋ホール。地下のモンスナックでサラサラルーのポークカレーを食べてから会場入り。プログラムは「天狗裁き」、「子別れ」仲入りの後「シネマ落語 E.T」。天狗裁きと子別れが人物紹介と時系列の流れ的に非常に効果的な布石になって志らくさん創作のシネマ落語E.Tに入っていく。見事なプログラム構成。あの話を江戸の人情噺に持ってくるとは思わなかった。有名なシーンのビジュアル再構成も最高。そういえばあの映画を見たのは小学校6年生の時だったはず。自転車で映画館に行ってあまりに感動して、帰りはバスで帰ってきちゃったっけ。

志らく氏はE.Tはそんなに好きな映画ではないとのこと。タイタニックのシネマ落語もあるようだけど、そっちはどんな感じなんだろう。

2017/08/06 Camalot

こないだクラックに連れて行ってもらった時に自分のあまりのダメさに嫌気がさしました。せっかくトップロープにしてもらっているのにカムの決まり方やカムの色、カムを決める体勢などを全く見てない。登りが下手なのは当たり前なのですが、人様のカムのせいか色と幅の関連性が全然頭に入ってこないのと、どこか他人事のクライミングになってるような気がして危険だとも感じました。色んな意味でダメダメ。連れてってくれた人に申し訳ないレベル。自分よ、これじゃいかんだろうと。一式新調することにしました。キャメロットC4の#4から#0.5(#1は2本)とX4の#0.4と#0.3、ナッツキーとヘルメット。某店のレジで合計金額を見て、「ホントに買うの?」って気分になりましたが、そこは初志貫徹で。というわけで引き続き仕事も頑張ります。。

買ったばかりでピカピカ。このギアを通じてどんなルートに出会うかな。

2017/08/04 アルチンボルド展

午後時間ができたので前から気になっていたアルチンボルド展に行ってきた。今まで自分が見たいと思っていた絵とは明らかに違う雰囲気の絵なのだけど、何となく気になっていたアルチンボルドの絵。
正直、もしかしたら夏休みの子供向けのだまし絵的な視覚的に面白いだけの絵の展示かもしれないと思っていた。会場は確かに夏休みの子供連れが多かったのだけど、心配は全くの杞憂。レオナルドダヴィンチに影響を受け、自然科学に深い関心を抱いて正確なデッサン力と筆力を身につけた画家の非凡な発想の絵。徹底的なリアリズムと正確無比な描写を誰にも真似できない発想で組み合わせて写実画であると同時に非常に魅力的な人物画に仕上げてある。組み合わせという発想の方向性次第でリアリズムはこういう方向に花を咲かせることができるのか。奇想、奇才、唯一無二とはこういうことかと。かなり驚いたし、感動した。

不忍池に寄り道。花もきれいだけど葉の独特の質感もいい。出淤泥而不染、蓮は泥より出でて泥に染まらず。