2017/12/10 マリインスキー歌劇場管弦楽団

去年のプログラムが素晴らしくよかったので今年も行くことにした。去年はオール・チャイコフスキーだったけれど、今年はオール・ラフマニノフのプログラム。指揮は去年と同じくマエストロ・ワレリー・ゲルギエフ。今年のプログラムを見たときは驚いた。13:00からラフマニノフのピアノ協奏曲1番と2番と交響曲第2番を演奏して、18:00からラフマニノフのピアノ協奏曲3番と4番と交響的舞曲を演奏するプログラムなのだという。しかもピアノ・ソリストはデニス・マツーエフさん一人。17:00からはゲルギエフさんのトークあり。このロシアの人たち、元気すぎるわ。どっちに行こうか迷ったけど、18:00からのプログラムにした。去年のベルリンフィルのジルベスター・コンサートでダニール・トリフォーノフさんの3番を聴いていたので、同じロシア人ピアニストでもう一度聴いてみたいと思ったのでした。今回は指揮台がなくてゲルギエフ氏は床に譜面台を置いてわりと自由に動いて指示を出しながらの指揮。始まってみるとマツーエフさんのピアノが鳴るわ鳴るわ、驚いた。ピアノが壊れるんじゃないかと思った。こんなに大音響で鳴るピアノを初めて聞いた。とはいえピアニッシモの繊細な音もおろそかにしてない。全体的には抒情溢れる演奏だったと思う。演奏が終わるとブラヴォーの声がたくさん。拍手喝采。個人的にはどちらかというと4番が好みだったかな。交響曲的舞曲も素晴らしいドライブ感でとてもよかった。ピアニストのアンコールはラフマニノフ「練習曲:音の絵」、オケのアンコールはメンデルスゾーン「真夏の夜の夢」よりスケルツォ。ここだけは去年と同じか。すごいピアノとさすがマエストロ・ゲルギエフ氏のマリインスキー管弦楽団の美しい演奏。素晴らしいオール・ラフマニノフ・プログラム。今回は一番前の列の右側の席だったのだけれど、目をつぶって聴かないと目の前のヴァイオリンのパートが目に入るので意識的に大きく耳に入ってくるように聴こえてしまう。やはり音をしっかり聴くには二階席がいいと思った。とはいえ前方の列はオケの音圧と指揮者の息遣いが間近に感じられて、臨場感があってそれはそれで捨てがたいのが悩みどころ。

アークヒルズ・カラヤン広場のクリスマス・イルミネーションがきれいだった。よく見てみると細かいディティールにこだわったデコレーション。

全景はこんな感じ。ツリーの上部にはミラーボールがあってキラキラの光を周囲に投げていた。

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