2017/12/03 N響定期

晴天。午後、明治神宮前駅から代々木公園の紅葉した木々を見ながらNHKホールまで歩く。オーチャードホールでのN響定期には行ったことがあるけれど、本拠地で聴くのは初めて。そうか、ここで紅白歌合戦やっているんだ(何年も見てないけれど)。だからパイプオルガンが会場に向かって右の壁に設置されてるのか。今回のプログラムはパーヴォ・ヤルヴィさんの指揮ではなくてシャルル・デュトワさんで全曲モーリス・ラヴェルのプログラム。「古風なメヌエット」で始まって、組曲「クープランの墓」、「左手のためのピアノ協奏曲」のあと、15分の休憩。「道化師の朝の歌」、「スペイン狂詩曲」のあとは「ボレロ」で〆。今回一番聴いてみたかったのは「左手のためのピアノ協奏曲」。ピアノはピエール・ロラン・エマールさん。題名の通りピアノは全て左手のみで演奏する。第一次世界大戦で右手を失ったウィーンのパウル・ウィトゲンシュタインという人の依頼で作られた曲。非常にエモーショナルな曲で、本当に左手しか使わない演奏でしかも協奏曲なんて初めての体験。非常に驚いたし、ものすごいカッコよさ。ラストの「ボレロ」はなんというかすっきりしてて端正な印象を受けた。2種類のメロディを繰り返すという曲が指揮者次第でこんなに印象が違うものになるのかと。小太鼓の黒田英実さん、ブラボーでした。

帰りにホールを出ると並木道が「青の洞窟」と銘打ったイルミネーションで飾られていて驚いた。なんというか、非常にケミカルな色合いの青色LED。インパクトはあると思うけど、風情は..どうだろう。デジカメで撮ると発色が鮮やかすぎて色が破綻している。あと4週間で今年が終わってしまうのが信じられない。

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