2017/07/15 NINAGAWAマクベス

炎天の土曜日。13時開演のNINAGAWAマクベスを観に行ってきた。蜷川幸雄氏の一周忌追悼公演でワールドツアーの日本公演。マクベス役は市村正親さん、マクベス夫人役は田中裕子さん、ダンカン王役は瑳川哲朗さん、バンクォー役は辻萬長さん、マクダフ役は大石継太さん。スコットランドの物語を中世の日本という設定で物語が展開されていく。仏壇のような舞台セット。舞台美術は誰だろうと思ったら、妹尾河童さんだった。腰の曲がった二人の老婆が仏壇を開き、閉じて終わる物語。マクベス役の市村さんもすごかったのだけれど、想像をはるかに超えて凄みを感じたのはマクベス夫人役の田中裕子さんの演技だった。ダンカン王を亡きものにしようとするが罪悪感で迷っているマクベスを叱咤して奮い立たせるときの台詞と演技は鳥肌が立った。桜が舞い散る中でのマクベスの最期とマルカム新王で終わるラストシーン。この公演は千秋楽はロンドンでやるようなのだけど、蜷川氏演出のマクベスを観たイギリスの人たちの感想も聞いてみたいと思った。素晴らしい三連休の始まり。今回は二階の一番前だったのだけど、一階でもう一回見に行きたいくらい良かった。

初めての与野本町の彩の国さいたま芸術劇場。モノトーンの控えめな外観。木目ベースで落ち着いた雰囲気の大ホールの設えだった。

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