2017/03/27 ミュシャ展

手帳を見てみると、2013年の12/28にスラヴ叙事詩全点が常設展示されているプラハのヴェレトゥルジュニー宮殿までトラムに乗って観に行っている。その時は大きさと内容の濃さに圧倒されつつ「こんなすごい絵があるのか!」と感動して、立って眺めたりベンチに座って眺めたりで3時間くらい会場にいてしまった記憶がある。あれからプラハには何回か行っているのだけど、休館日だったりスケジュールの都合だったりで観れていなかった。それが東京に全点がやってくるという。
月曜の午後、六本木の国立新美術館へミュシャ展を観に行ってきた。エントランス付近のチケット売り場は長めの行列ができていた。今日は月曜で他の美術館が閉まってるせいだろうか。草間彌生展もやっているのでそのせいかもしれないし、その両方かもしれない。先ほど六本木の金券ショップでチケットを入手していたので行列をスルーして直接会場の2Fへ(1Fは草間彌生展)。会場は結構混んでいた。3/8から6/5までミュシャの畢生の大作、スラブ叙事詩20点すべてがここの美術館で公開されている。全作品が海を渡るというのは世界でも前例のないことのようだ。もっとも大きい作品は610cm×810cm、小さめの作品でも短辺が405cmある。それが20点。よくぞ運んでくれましたというのが最初の感想。音声ガイドを借りて会場を回る。観るのに順番はなくて目に付いた作品からお楽しみくださいとのこと。スラブ叙事詩に関しては全点に音声ガイドの解説が付いていて、とても分かりやすかった。絵の横に添えられている題名と小さな解説だけだと、チェコやスラブ民族の歴史に相当詳しくないと内容を理解するのはかなり難しいのだろうと思う。プラハで最初に見た時は英語のガイドをじっくり読みながら(時々iphoneで分からない単語を引きつつ)見て回った。それはそれで思い出に残る楽しい経験だったのだけれど、日本語で解説を聞きながら鑑賞に集中できるっていうのはやはりいいなぁと思った。後半の展示はミュシャのスラブ叙事詩以前、パリとアメリカ時代のアールヌーボーの有名な作品がメイン。有名なサラ・ベルナールのポスターや本の挿絵が多かった。どちらかというと画家というよりはデザイナーとしての要素が強いと思う。ミュシャがスラブ叙事詩を描こうと決心したスメタナの「我が祖国」(のモルダウ)が音声ガイドのBGM。

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