2017/01/29 ティツィアーノとヴェネツィア派展

午前中から上野の都美館へ。去年春にカラヴァッジョ展を観てから、食わず嫌いだったイタリア絵画に少しずつ興味が出てきた。そんな自分でもティツィアーノという名前くらいは知っているけれど、ヴェネツィア派という言葉は聞いたことがなかった。デッサンを重視したフィレンツェ派とは違って色彩とその場の空気感の表現を重視していた流派とのこと。展示の内容はヴェネツィア派の中核であるベリーニ親子の工房の作品、その工房出身の作家たちの作品、時代は下ってその影響を受けたティツィアーノやティントレットなどの巨匠たちの作品、ヴェネツィア派の版画という構成だった。印象に残ったのはやはりティツィアーノの「フローラ」「ダナエ」「教皇パウルス3世の肖像」、パルマ・イル・ヴェッキオの「ユディト」、ヤコボ・ティントレットの「レダと白鳥」。ヴェネツィア派の展示ということもあり、肖像画と宗教画が多かった。飽きずに最後まで楽しく観れたのはキュレーターさんたちの力なのだろうと思った。音声ガイドの別所哲也さんの語りもよかった。

今日の空が映る都美館前のオブジェ。

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