2017/06/24 小川山

ゴジラ岩。先週は寒さに負けてクソしょぼいクライミングだった。今日は現地入りしてみると気持ちがいいくらいの晴れ。フリースとダウンを持ってきたのをやや後悔しつつ、汗をかきつつアプローチをこなし現地入り。壁に陽が当たりだす午前中にQD掛けとムーブ確認。次の便で登るつもりが…左手核心ホールドの狙いを外してフォールを一便、左手の核心ホールドの持ちが甘いままムーブに入ってしまって持ち直そうとして失敗してフォールを一便。壁の状態は決して悪くない。が、しかし…めっちゃハマってるんですけども…。壁に陽がガンガンに当たってるので日陰でしばし昼寝とレスト。午後になって薄雲がかかって日差しが和らいでからトライ再開。またしても左手の核心ホールドの持ちが甘くてフォール。そして最終便でやっとこさRP。登れたからよかったけど、ずいぶん便数出してしまった。核心パートの個々のムーブは強度はそれほどではないし苦手ではないものの、正直得意ではなくて精度が要求されるムーブがいくつか連続することによって結果的に成功確率が下がったのだろうと思う。新しいタイプの苦手パターンでそういった意味では新鮮な課題だった。今まで自分の知らなかった自分の弱点を再発見。今更ながらだけれど、グレードは単なる数字であって内容を表すものではないということを痛感した。相変わらず外岩クライミングの海は深く、そして今でも新しい発見にあふれている。

すずめ氏もかなりいいところまで攻め立てていた。写真は夕刻の最終便、ワンテンからの最後のウィニングラン的ちょっとドキドキムーブ。それにしてもこのトライは本当に惜しかった。次回行けます。

2017/06/18 小川山

初めてのゴジラ岩。前日の土曜ほどではないにしても、晴れっぽい予報だったのだが現地入りしてみると曇り。アプローチをこなして10aくらいのスラブでアップ、メインの壁で無職の夏休みにトライしてみる。人気のエリアではないせいか、ホールドがガビガビしてて痛い。1便目でムーブを解析終了。予想より気温が低くて風が吹いている。半袖で登っていると寒い。スタートからつなげてくると核心の後半のあたりには指の感覚がなくなっている。何便か出したけど、結局登れず。2便目の核心始まりのムーブミスで落ちた以外は全てホールドの持ち感がわからなくなってフォール。完全に服装のセレクトをミスったおかげで、思うようなパフォーマンスが出せず。一言で言うと「防寒具忘れ」。ダサいのう。この悔しさのパターンは初めてかもしれない。山、なめんなよ、自分。とはいえ初めてのゴジラ岩では人も少なくて終日静かなクライミングを楽しめた。

ゴジラ岩のあたりはまだシャクナゲが咲いていた。

2017/06/17 ジークフリート

午後から初台の新国立劇場へジークフリートを観に。ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」シリーズ全4作のうち、第3番目の物語。本当は第1話の「ラインの黄金」から順番に観たいのだけれど、各話はそれぞれ独立した性格のストーリーなので単独で観ても十分楽しめるとのことなので気にしないことにする。三幕構成で45分休憩が2回。合計6時間の大作。そんな長時間集中して観れるかなと不安だったのだが、全くの杞憂だった。ブリュンヒルデ役のリカルダ・メルベートさん、ヴォータン役のグリア・グリムスレイさん、ミーメ役のアンドレアス・コンラッドさんの歌唱と演技は素晴らしかった。特にジークフリート役のステファン・グールドさんの歌のすごいこと。この役は難役中の難役のようなのだが、全くそれを感じさせない。第三幕のブリュンヒルデとの二人の歌は圧巻だったと思うし、照明も非常に美しくて非常に印象深いシーンの連続だった。小鳥の役でバレリーナの方が出ていたのだけど可愛らしくて素敵な演出だったと思う。

梅雨の最中だというのに空気も爽やかで非常にいい天気だ。14時開演で終わったのは20時頃。いい時間だった。

2017/06/09・11 ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団

2017/06/09
仕事が終わってから車で三鷹の武蔵野市民文化会館へ。初来日のブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団を聴きに。指揮はステファン・ドゥネーヴさん。G.コネソン:炎の言葉、s.プロコフィエフ:シンデレラ組曲、c.ドビュッシー:交響詩「海」、M.ラヴェル:ボレロ。今回の席は前から二番目。前過ぎて音が今ひとつよくなかったように感じた。今度は二階席を取ってみようと思う。指揮者のステファンさんの日本語での口上も楽しかったし、演奏も素敵だった。前に一度だけ小川山の帰りにNHKFMで聴いたことがあったシンデレラ組曲もよかったし、ボレロはやはり好きだ。海もフランス音楽らしくキラキラしてて素敵だった。ドビュッシーの部屋の壁に葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏がかけてあって、そこから曲想を得たという説がある。真偽のほどは定かではないけれど、もしそうならちょっと面白い。アンコールはビゼー:「アルルの女」よりファランドール。

2017/06/11
日曜の午後、池袋の東京芸術劇場に違うプログラムを聴きに行ってみる。二階席。プログラムはG.コネソン:炎の言葉、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、交響曲第3番「英雄」。ピアノのソリストはモナ・飛鳥・オットさん。どこかしっとりとして温かい印象を受けるピアノだったと感じた。やっぱりベートーヴェンいいなぁ。ソリストのアンコールはF・リスト:ヴェネツィアとナポリより「カンツォーネ」、オーケストラのアンコールはシューベルト:「ロザムンデ」より第3番。

日曜の池袋。演奏が終わってもまだまだ日が高い。

2017/06/04 パクチー焼きそば

早めに起きて午前中にPC仕事をしてたらあっという間に昼時。手短かに焼きそばの麺と揚げ玉が少し残っていたので普通のソース味焼きそばにしようと思ったのですが、こないだ安い時に買ったパクチーが1束まるまる残ってるのを発見して路線変更。豚肉ともやしと干しエビを具材にオイスターソースとナンプラーとカレーパウダーで少し甘めのシンガポールビーフン風の味付けにして、上からパクチーを多めに乗せていただきました。特に旬の材料は入ってないのだけど、何となく夏の気分のする焼きそばになったような気がするのが東南アジア風フレーバーの不思議。

砕いたピーナッツや食べるときにお好みで酢漬けの唐辛子をふりかけたらさらにアジア感がアップすると思われます。

2017/06/03 山田和樹 マーラー・ツィクルス

マーラーの交響曲全9曲を演奏するプロジェクト。今回が8回目、交響曲第8番。一緒に演奏されるのは武満徹氏作曲の星・島(スター・アイル)。まずは星・島(スター・アイル)のあと、休憩をはさんで第8番交響曲。ヴェートーヴェンの第9のように交響曲の一部にコーラスを使った作品はあるけれど、全編でコーラスが入る交響曲はこの曲だけ。今回の編成はオーケストラ100人以上、コーラス370人、ソリスト8人と言う大所帯。マーラーが自分で指揮した時の編成は全部で1000人以上だったという逸話から、この曲は千人の交響曲とも言われているようだ。初演時の人数より少ないとはいえ、メンバー全員が入場するのに15分くらいかかったと思う。全員揃った時の壮観なこと。そして第一楽章が始まった時の音圧には鳥肌が立った。すごいエネルギーを持つ音楽を90分浴びる。あまりの凄さに帰りの電車でもほぼ無言。

本当に梅雨が近づいているのだろうかというくらい気持ちのいい一日だった。渋谷の人混みにはいつもながら閉口。

2017/05 ジムメモ

2017/5/23 立川談春「廓噺の会」

元吉原の近く、浅草公会堂で演る廓噺の会。仕事が終わって急いで浅草へ。つし馬で煮干しそばを食べてから久々に浅草寺でお参りして境内を少し散歩してギリギリで現地入り。前座は立川こはるさん「一目あがり」、立川談春師匠「五人廻し」で仲入り。その後は「助演」の立川雲水さん「動物園」、談春師匠の「文違い」で締め。談春師匠の噺は当然さすがの切れ味。雲水さんの噺もよかった。今度独演会行ってみようかしら。

浅草寺の境内に入ったのは久々だった。久々すぎて前回が思い出せない。仲見世も夜の雷門のあたりも外国のお客さんで大盛り上がり。

2017/05/19 不幸の家族

4/24に本多劇場で観た不幸の伊三郎の続編。前回は志らく師匠の一人芝居だったけど、今回は下町ダニーローズの演劇仕立て。前半は志らく師匠の落語、親子酒から始まった。伊三郎は志らく師匠、虎吉はモロ師岡さん。セツコ役の川上麻衣子さん、雪子役はにしおかすみこさん。モロ師岡さん川上麻衣子さんの芝居がすごかった。にしおかすみこさんの声も耳に残っている。ギャグが積み重なって大笑いした後に突然やってくるオチはえっ?っていう感じだったが、まぁシュールでよかったんじゃないかと(来年も演るかもなのでネタバレNGとのことです)。力量ある役者さんたちの熱い芝居も捨てがたいのだけれど、個人的には前回の志らく師匠の一人芝居の方が好きかなと思った。とはいえ来年以降は演技も内容ももっと練ってくると思うので楽しみだ。

パンフレット。裏面の志らく師匠のQ&Aが興味深い。

2017/05/12-14 Trip in KYOTO/京都

12日(金)の夜から車で京都に行ってきました。思っていたより近くて、渋滞がなければ4時間半くらい。土曜終日と日曜の午前中の滞在なので正味1日半の滞在でした。土曜日は京都国立博物館の海北友松展を午前中いっぱいいかけて観て、高校生の時の修学旅行以来30年ぶりに三十三間堂を訪れて、智積院の長谷川等伯と息子久蔵の襖図を観て、養源院へ。夕方最後の観覧だったので住職の奥様が血天井や俵屋宗達さんの画とこのお寺の歴史を丁寧に説明してくださった。翌日は東寺を仏さんたちを午前中いっぱいかけてじっくり鑑賞、そのあと相国寺の承天閣美術館の伊藤若冲展へ。仕事で何回も行っている京都ですが、観光では初めて。高校の時の修学旅行では退屈でしょうがなかったお寺巡りがこんなに楽しめるようになっていたとは。歳をとるのも悪くないとちょっとだけ思えた二日間でした。帰りの東名の渋滞には閉口。

養源院。新緑が映える季節。